防災品

災害時の木炭の利用方法

日本列島は災害列島なんて言われるほど近年は災害、
それも大規模災害が多いですね。
でも、まだ今、災害に備えることはできます。
そして自分のつたない経験からも、
災害時にこそ木炭を使ってほしいのです。

まず気を付けるのは一酸化中毒です。
木炭は燃焼時、一酸化炭素を出します。
戸外で使うか、こまめに換気をするか。
それができなければ木炭は使用できません。

木炭用七輪

災害時の木炭の利用方法

木炭用に火鉢や七輪・BBQグリルがあればベスト。
もちろんなくても使えます。

木炭を戸外で使うにはまず、地面をチェック。
炭や灰で汚れても大丈夫なところなら良いのですが、
そういう場所でなければアルミホイルを3重にして
使いたい部分に敷きます。
BBQの網でもお餅用の網でも魚用の焼き網でも
あるものを用意してその大きさに合わせ、
レンガでもブロックでも簡易な炉をこしらえます。
風除け程度でOK
あとは木炭を着火すればお湯も沸かせますし、
パンやおにぎりも焼けます。

もっと簡単に使うには、素焼きの植木鉢に
土を入れ上部に砂を敷き木炭を置いて着火。
木炭が鉢の周囲に触れないように気をつけます。
もともとヒビなどのない植木鉢を使うことと、
素焼きでないと割れる可能性があります。

植木鉢なら簡単にお餅網もおけますし手軽に使えます。

掛け湯
台風15号の停電の時にはとにかく暑かった!
でもお風呂に入れませんでした。
木炭で寸胴にお湯を沸かして掛け湯にしていた方も。
ガスだと1回沸かしたらどんどん冷めてしまいますが、
木炭ならお水さえ入れれば沸かし続けることができる
ので、家族全員が掛け湯で使えたそうです。
そこが木炭のメリットですよね!!

お湯で汗を流し、髪の毛を掛け湯で洗うと、
いくらかさっぱりしましたね。

茹でる
ご飯の時にもお湯が沸かせれば大助かり。
朝、ガス釜でご飯を炊いてファスナー付きの
ジップロックに小分けして湯煎で温めて食べてました。
おかゆも湯煎で温まるし、パックご飯もほっかほか。
もちろん、おかずも湯煎で温めてました。
余談ですが、ジップロックは100均じゃない方が・・・
ジップロックについてる模様が溶け出してお湯が
使いまわせなくなりましたし、袋も1回でヘロヘロ。
おかずやご飯を湯煎で温めてる間に
一緒に茹で卵やホウレン草を茹でたりも。
一石二鳥です☆

もちろん、サバイバルの際には木炭で水の浄化も
できますが、命の危機でなければオススメしません。
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