木炭案内人

「木炭雑学 今戸焼火鉢」

今戸焼をご存知ですか?今戸神社のそばで焼かれている焼き物です。
ダルマの形の焼き物??と思いきや裏を返すと手あぶり火鉢なのです。
すごい発想ですよね。縁起ものもかねて、年末に買おうと思っても品切れ!
今戸焼は歴史も古いので落語の題材にもなっています。

女房の留守中に、仕事から帰ってきた亭主。
どうせいつものように芝居でも見に行ったのだろうと愚痴を言いつつ七輪の火を起こす。
友達の夫婦について考えてみると、夫思いの女房や仲のいい夫婦ばかりだったりと、
どんより暗〜くなっていることろへ、帰ってきた女房は、悪びれもせずに、
見てきたばかりの芝居について語り出す。しかも、よその亭主を二枚目の役者に例えて、
自分の亭主のことはそっちのけ。不機嫌になる亭主を持ち上げようと、やっと例えたのは・・
「お前さんは福助だ!」「あの役者の福助かい?」「いや、今戸焼の福助だよ」と
女房はあろうことか、今戸焼の福助火鉢に似ていると例えてしまうというのがオチです。
なんて正直な・・・・・・・・・

今戸焼の手作り感とほのぼのした風合いが人気なんでしょうね。
この火鉢には岩手の切り炭がお勧めです。
今戸焼火鉢表 今戸焼火鉢裏
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