木炭案内人

「木炭講義 道徳の時間」



天神山小講堂
これは天神山小学校の講堂の写真です。
子供の頃、あなたの小学校には二宮金次郎さんの像がありましたか?
私の小学校にはありませんでしたが、隣の学区の小学校にはありましたね。
意外に小さいものだと思ったことを覚えています。
今になれば読書をしながら歩くのは交通安全上よくないためか、
時代に即さないためか、すっかり二宮金次郎像は見なくなりました。
天明7年(1787)7月に、小田原藩領内の村に農家の長男として生まれた。
父は学問好きで、人に施しばかりをする善人でありましたが、
田畑を失くしてまで施し、その上、河川の氾濫で二宮家は土地をすべて失いました。
金次郎は15歳で両親を失くし、伯父の二宮万兵衛に預けられました。
この伯父が倹約家で、読書のための灯火を惜しんだため、
金次郎は自ら菜種を植えて、その菜種油で読み書きをしたそうです。
そして薪を背負った帰りですが、本を読みながら歩いていた・・・
二宮金次郎は長じて尊徳と名を変え、幕臣となり
水野忠邦の天保の改革を手伝うこととなります。

二宮金次郎が読んでいた本は「大学」か「論語」という説が
ありますが、「神童」だったのでは!と凡人は思います・・(+_+)
☆☆
あの銅像が無くなってから日本人は勤勉さに欠けるようになった・・
なんて説もなきにしもあらずですが、如何でしょうか。
今では学校の怪談噺にしか、その影をみることができませんね!
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