灰の思いがけない使い方

灰ってどんなイメージがありますか?
灰はアルカリ性なので春のゼンマイやワラビのあく抜きや
土壌改良に使う程度だと私も思ってましたが
先日NHKのお昼の放送で、思いがけない灰の使い方を
視聴したのでそのお話をします

バー

1つめは[あくささもち]

場所は新潟県村上市。
灰を水にひたしその上澄み液にもち米をひたします。
それをお餅について笹でくるみ保存食に!
常温で1カ月は持つそうです
灰のアルカリ性の効果で殺菌されるようです
これが「あくささもち」という名前!
あく=灰☆ささもち=笹餅
そのまんまのネーミングか~い

2つめは[しな布]

「しな布」のいうのが紹介されていました
シナという樹皮のバッグができていましたが
シナの木の皮を灰の汁で煮て細胞壁を溶かして、繊維だけにし
その繊維から糸を作り布を織り上げたもの!
独特の光沢のある素敵なバッグでした
灰の使い方にもいろいろあるのだと改めて思いましたね
バー

3つめは炭の火消し

皆さん、木炭の中でも備長炭はどうやって作るのかご存知ですか
備長炭は窯の中の温度を1200度まで熱し、燃えている炭を
窯から取り出し、炭灰(すばい)と呼ばれる灰をかけて炭化を止めます
室外消火法というやり方ですが、このために備長炭には灰の白い色が残り
木炭の黒炭に対し、備長炭は白炭と呼ばれているのです
昔の人の知恵はすごいですよね

BOTAN取り扱い木炭一覧ページ
BOTANお問合せはこちらから
バー
お問い合わせ・販売は下記まで
 電話 0439-67-0040
千葉県富津市売津92-1
(有)鳥海商店 代表取締役 鳥海覚