品種からみたこしひかりが美味しい理由「こしひかり」はもともとは福井県の農林水産試験場で生まれました。育成開始は1956年(昭和31年)。親は「農林1号」と「農林22号」。 「農林1号」の先祖は「亀ノ尾」。 山形県東田川郡大和村の阿部亀治が1893年(明治26年)に発見した変種で それを選別し育成したもので東日本で初めての良食味米。 「農林22号」の先祖は「旭」。 京都府乙訓郡向日町字物集女の山本新次郎が1909年(明治42年)に 日の出の田んぼから二穂の変種を選抜育成したもの。 日の出の田んぼだったので「旭」と呼ばれ「朝日」「京都旭」とも 大粒米で美味なうえ、豊凶にあまり差がないことが特徴。 こしひかりは東日本・西日本の良食味米をルーツに持つサラブレッド こしひかりが美味しくないはずがない!! 気候からみた千葉県の天羽こしひかりが美味しい理由もとは福井県で生まれたこしひかり。山と海に挟まれ、自然豊かで雪も降る土地。山に降った雪解け水が 幾重もの地層に磨かれるうちに天然のミネラルが溶け込み、 川から水田に引かれ、稲が育つ中でそれを取り込み美味しいお米に 千葉県は山と海に囲まれた地形。 そのおかげで水が豊富。天羽地区だけで2つも酒蔵があるんです さらに、天羽地区は雪も降ります(私はちょっと苦手ですが) 天羽こしひかりは気候としても適しているんです! 土地柄からみた千葉県の天羽こしひかりが美味しい理由美味しいお米の産地の条件は美味しい水と粘土質の田んぼと相場が決まっています。 もちろん最近は土地改良が進み、工夫次第で美味しいお米ができますが 天羽地区は房総丘陵に囲まれた土地で、ミネラル豊富な水が流れています 鮎の漁場であることからも水質はおわかり頂けると思います。 土壌はお米の美味しさを左右する粘土鉱物を多く含む粘土質です 家の前の水道工事をしておられた業者さんが、 「ずっと粘土・・・」と嘆いておられました。 砂地と違って掘るのに時間がかかりますからね。 そこに栄養豊富な山の清水が流れ込み長い年月しみこんでいるのです 天羽地区のこしひかりが美味しくないはずがない! 貴方も是非一度おためしくださいませ。 |